お刺身で食べたら臭かった。焼き物を食べたら身がボソボソでうまくなかった。そのような不評がいっぱいあります。…なぜ?
脂がのっていないと焼くほどボソボソになります。脂がのりすぎると川魚は生臭くなります。海の魚と違って刺身で食べる魚は適当な脂身でないと生臭さが前面に出てしまうのです。
この地、岩魚郷に湧き出る水(北アルプスの雪解け水が地下に浸透し100年かかって伏流水となった水)で育てる岩魚と黒部サーモンは年間平均9℃の冷たい水で長い日々をかけて仕上げておりますので、他所とは比較しえない位生臭くなく、カビ臭さが全くない脂ののった身がしまった魚になるのです。問題なのは水の質なのです。
黒部サーモンを例にとると、卸してから3日間も身が活きておりますので初日は身が固く、2日目、3日目と甘さと魚の旨さが出て正に食べ頃です。特別なエサを配合し、総合的にビタミン・ミネラル類を加え与えたることで活きがいい健康体に育ちます。美味しい魚は活き良く健康でなければ駄目です。一般的に養殖のエサは脂肪分としては魚脂がほとんどでですが、岩魚郷では魚脂と植物油を適度に配合して脂肪分を与えていますので、食した時は旨い脂に変わっております。養殖の魚はエサと水の質が一番味を左右するのです。
黒部岩魚(ニッコウイワナ)
ヤマトイワナの中に属します。
他所では1年で焼物(100g位)になりますが岩魚郷では20ヶ月かけて育てます。
黒部サーモン(信州サーモンを称す)
長野県水産試験場が刺身用として平成16年度に10年かけて開発した養殖の新品種です。ニジマスとブラウンマスの異質三倍体です。信州だけに活きる食用だけに限定された魚。釣りも河川放流も水産庁より禁止されております。
発眼卵
岩魚の産卵は10〜11月に行われます。卵の大きさは親魚によっても異なりますが、350〜1,200粒、1粒の大きさが約50〜100mgです。
フ化
フ化直後は、臍嚢(さいのう)という袋を付けた独特の形をしており、ここから栄養が送りこまれます。
稚魚
春になるとこの臍嚢もとれ、2〜3cmくらいの稚魚になります。初めは群れをつくって行動します。
フ化場
こうして生まれた岩魚は、衛生管理が行き届いたフ化場内で大切に育てられます。
養魚場
養魚場内で岩魚は成魚へと成長し料理に使われたり、加工されたものはお土産品になります。

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